私はがやがやした東京の端っこにある 下町に生まれた。
生まれてから今まで学校では通信簿の左側には常に落ち着きがないとかいつも他のことをしているだとか散々っぱら書かれてきた。
わがままで自分勝手で命令とか 指示とかされるのがとにかく嫌い。
その中でも特に嫌いなのは 他人と被ることそんな人間が私。
正直文章を書くだけでイライラする。
「好きな動物は?」と聞かれたら「人間」と答えるし、「じゃあ、嫌いな動物は?」 と聞かれたらすぐに「人間」と答える。
いつだってインスピレーションは人から受けている。
それがほんとむかつくし心から忌み嫌っている。
私はバンドをやっているが、 世の中の誰しもがわかってくれる音楽性ではないかもしれない。
ある種自分自身の表現を 押し売りしているといっても過言ではない。
それでいいのだ。
なぜかいまだに覚えている。
自分の創造物を褒められた時のこと。 中学2年生の時美術の授業で A3程の木の板と1塊の粘土を配られた。 それらと身の回りにあるものを使って 自然の風景を表現しろという課題を出された。
私は迷わず「思いつき」で、 そこらへんに落ちてるスクラップなどを使って崩壊しそうな都会のビルを建てた。 担当の美術の先生からは 「お前まじめにやれ」と一喝されたが、 別の美術の先生からは違う視点を持っているとものすごく評価をされた。
賛否とはそこからの仲だった気がする。
私は基本あまり深く考えずに「これやったらやばくね?」の積み重ねで 偶発的に生まれた「思いつき」が私の中では正だと思っている。
音楽で言うと1音、1Word単位で緻密に 設計するなど私には到底できないし、面倒くさい、ほんとにイライラする。
ふと思いついたときに飛び出る「思いつき」を今後も行動や創作活動へ繋げていければいいかなと思う。 これからもよろしく

BIOGRAPHY
Member
YOUGA:片岡勇我(かたおか ゆうが) Gt&Vo 男
NANA:山田奈波(やまだ ななみ) Key 女
FUZZ山:丸山大介(まるやま だいすけ) Ba 男
「Juzz、Krautrock、シューゲイザー、ドリームポップ、インディーポップ」
これらのエッセンスを取り入れた楽曲、アレンジが強みの男女混成の4ピースバンド。スタジオでの楽曲制作だけでなく、生のライブ演奏にこだわり、現場で生じる化学反応が栄養。既存の型にはめず実験的に音楽を追求し、彼らから生み出されるプログレッシブな作品は新たな音楽を求めるリスナーを楽しませられる唯一無二のバンドといえる。
