「彼氏にしてはいけない4Bの中のB」のNAKAMI
「彼氏にしてはいけない3B」と言われる、美容師、バーテンダー、そしてバンドマン。
今の時代はそこに1B加わってベーシストも入るとか。
それバンドマンやんけ!ダボーかよっとツッコみが入りそうだが、何故そう言われるのか?そんな事を考えながら我がバンド人生にて出会ったベーシストを思い出してみる。
中学生の時、Tくんというベーシストがいた。
彼は明るくイケメンで、しかしヒジョーに調子が良く、ウソをつくのがとても上手で、一部友達からは距離をとられていたが、保護者たちからは大変評判が良かった。なんて良い子なの!と。
そしてその生まれもったギフト、すなわちスキルを活かして、小さな中古自動車販売店の営業に就職。エイギョースマイル駆使し、あの手この手で車を売りまくり独立、その勢いで今や販売店の社長に君臨。
近頃、真っ黒い高級車を乗り回している。
んんん、これはまあ、彼氏でもいいか。。
時は2006年、下北沢あたりのモッズ界隈。
ビルワイマンよろしくクール&寡黙に4弦を鳴らす男がいた。
すぐに渋谷区の高級住宅地「ヒロオ」に暮らす年上の会社経営者の女に気に入られまさかの電撃入籍。即刻バンドの方はよして、その会社に入社。
今のポストはゴッドオンリーノウズだが「ヒロオ」で幸せに暮らしているらしい。。
これは、うらやまし。
そしてとあるベーシストは三十路にして、猛勉強し個人でWebデザイナーとなり、独立。
これがまさかのクリーンヒット。
某英国製の車を乗り回し、英国製の高級時計に英国製ブーツ、やっぱりコートはマッキントッシュ以外着れないんだよねー、などと言ってはすぐ腹を壊し、よくトイレに篭っている。福生あたりのとても素晴らしいロックンロールバンドでベースを弾きながら。
っと色々思い出してみたけど、全然、本質の部分を思い出してないな!いかん、「ソトミ」しか見ておらん。
だって、色んな人がいますよ、そりゃ。。
十人十色。みんな違ってみんないい。
っとここで終わると、色んな意味で自分。終わってしまうので、全体に何か共通している事はないだろうか?と考える。
傾向で言うと独特の美学と哲学をもっている方が多い気がする。
あと演奏者というよりはバンド内のマネージメント担当というか雑務などを器用にこなす人も多かったな。終演後、すぐ物販にいます!店長とギャラの交渉してくるよ!みたいな。
そして、バンドとバンドの仲を良くするキッカケみたいなものを作るのはいつもベーシストだったりした。お互いにすぐ、リスペクトし合えるという人が多いかも。
そして結構、自身のバンドに誇りを持ち、自分は縁の下の力持ち。そのバンド自体を、客観視しながらメンバーの誰よりも愛しているような人たちが多いかもしれない。こっそりと。
その”バンドへの誇りと愛”こそが、時に心を揺さぶって、迷走させて、走ってみたらスーパーマリオの星とか取っちゃって、猛ダッシュ。うっひょーひょー!っとなり、何やらやらかしてしまったりするのかな。っとも思う。
かなり無敵で。

BIOGRAPHY
2000年結成。東京の限りなく外国を感じさせる福生発のロックンロールバンド。Gt/Vo.WATARU.Sの夢の中に登場したジョンレノンが「サージェントペッパー!」と連呼していた為その早口による早口サブリミナル効果により「サージェントペッパー」というコトバが「シスタージェット」と聞こえた事をヒントにバンド名SISTERJETが生まれる。なのでメンバーはメンズだがSISTERであり、ジェットでもある。SISTERJET。今までたくさんの熱演を続け、今も変わらずROCK&ROLLを表現し続けている。まだまだPARTYは終わらない。
RELEASE
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