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2022.3.30 - COLUMN B-SIDE

Special Favorite Music Gt/Vo.久米雄介にとっての「ロイホ」のNAKAMI

僕は大阪でSpecial Favorite Musicというバンドをやっていて、個人では作曲家として、毎日音楽を作っています。 Special Favorite Musicというバンドは現在事務所に所属せずフリーで活動中で、作曲家業もずっとフリーランスなので、全ての打ち合わせや事務作業も自分で行っています。

気づいたらミュージシャン兼社長兼経理兼…をやってるという状態で、忙しいながらも楽しい毎日ではあるんですが、厄介な問題も…。
もともとが注意散漫気味で興味のあることにしか集中できないというポンコツな気質だったので、作曲や編曲以外の必要な作業に集中する方法がとにかくわからないのです。
ずーっと一人で自宅のスタジオにいるとラブな楽器たちに囲まれてるので、どうしても毎日「進まない大掃除」状態になりがち。
事務所やレーベルに所属していた時には周囲の優秀な方々のおかげでなんとかなっていた部分も、今は自分で工夫をしないとなりません。
やりたいことだから仕方ない。

そこで多くの在宅勤務の人がおそらくそうであるように、僕も近所のカフェや喫茶店を巡る旅に出るようになります。大小様々なお店を巡り、長旅の末に最終的に辿り着いたのは名店「ロイヤルホスト」でした。
今もロイホで書いてます。ありがとロイホ。

ロイホの個人的な推しポイントは、とにかくドリンクバーです。店員さんが入れてくれるドリップコーヒーをはじめ、ノンカフェインのルイボスティー、煎茶、きなこ茶と、ハイクオリティーかつ飽きのこないラインナップが嬉しい。彼らのおかげで仕事が進んでいます。あと、ランチのライスをサラダに変えられるので、糖質に弱い僕でも、午後からの自宅スタジオに帰ってからの作業も眠くならなずに済みます。とっても心強い。
電源が必要ないときは原稿も、歌詞も、経理作業も、ロイホでやっています。Special Favorite Musicの活動も、作曲家としての仕事も、ロイヤルホストのおかげです。

これを読んでる方々にも、それぞれの推しカフェ・推しファミレスといったような場所があるかもしれません。コロナ禍の生活の中で、自分なりの集中できる場所、捗る場所を見つけたという方も多いかも。
皆様のそういった場所、語り合えたら楽しいかも。機会があればぜひ教えてください。
以上、僕的「ロイヤルホストの中身」でした。

BIOGRAPHY

Gt/Vo.の久米雄介が、YouTubeにアップロードした”Special Favorite Music”という曲名がバンド名の由来。年齢とジャンルの違うメンバーによる調和と違和感を大切にしている。これまでに中国大陸・台湾を含むアジアツアーも行い、2nd AL『Royal Blue』は全国のラジオ27局でパワープレイとしてかかるなど、多方面で精力的に活動している。これまで7人の大人数編成での活動を続けてきたが、2019年10月より3人体制での活動がスタート。以降5枚のシングルをリリースし、現在は3rdアルバムのリリースに向けて活動中。

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