コロナ禍での延期を経て、先日1年越しの結婚式を行った。結婚式というビッグイベントが立ちはだかっていたせいで他に何も進めることが出来ず、私たちの人生ゲームは1年休み状態だった。だが、念入り過ぎるほどに準備が出来たことや、延期したことで披露宴に呼べる友人が増えたことなど、どちらかというと1年延期に対してポジティブな気持ちで受け入れることが出来た。
式当日は、世の中的にも落ち着いていたタイミングで、病欠などのトラブルも無く、晴れて結婚式披露宴を行った。ザ・おめでたズメンバーによる余興や、当日まで聞かずにいた新婦手紙は物凄く心に来たし、今でも思い出して毎日当日の写真や動画を見返している。
あの日に浸るの中で、思っていた以上に記憶に焼き付いていることがある。
新婦手紙後、父と母に花束と贈呈品を渡し、ハグをしたこと。普通に親子のスキンシップなんて小学生低学年ぶりだったのかな。父も母も小さく感じ、自分が大人になったことと、両親が年を重ねたことを感じた。ありがとうの気持ちと共に、忙しさにかまけて、この歳でまだ何も親孝行出来ていないことへの申し訳なさを感じた。
最近はよく、結婚式はお金がかかるから勿体ないだとか、古い風潮だとか言われることが多いこのイベントだが、自分は無理せずに挙げることを人に勧めていこうと思った。
規模の大小は関係なく、準備や当日を通して、何かしらの気付きや経験を得られると思う。それは、人によって違うだろうが、この先の人生の中で何かしらの糧になると思う。
自分が結婚式をして新郎新婦側の気持ちも味わったし、これから結婚式に参列する際は今まで以上に心の底から祝ってやろうと思う。
NEXT BATON>> daisansei Gt/Vo.安宅伸明
